合気が『解らんから悩む』という感覚が私には解らない
昨晩は2012年度の無限道場忘年会
数名の方との話の中でこういう言葉があった。
『合気が解らん』と悩む人がいる。
その話を聞いて私はこう思う。
『解らんから悩む』という感覚が私には解らない
そんな事で悩んだことがないんですよねぇ
私の感覚からすれば、自分に出来ないもの、とても難しいことにチャレンジする訳ですから、
『解らなくて当然』
『難しいけど絶対に合気の感覚をものにしよう』と始め、
『難しいから今は出来なくて当然』と日々稽古をし
『少しだけ何かが見える』度に喜びを感じています。
そして今現在でも解らないからと悩んだことはありません。
だってこれから先、死ぬまで現役でやったって
少し気付きが増えるだけで
『解る』とは思っていないから
ここで私は思うのですが、
『解らんから悩む』という人は
少々厳しい言い方をすれば
合気は簡単だと過小評価しているか
己の能力に過信し過ぎているか
本気で掴みたいとは思っていない
と受け取られても仕方ない。
そして
己を捨て、無にならなければ見えて来ない世界
思いが純粋でなければ見えるはずがない。
と私は思います。
大東流合気柔術 無限道場