氣の稽古とは自己浄化のプロセス
無限道場で行っている氣の稽古
それを一言で表すならば「自己浄化」でしょうね。
それは自分自身がそれを体験すること、続けることで益々カラダが軽くなり、そして楽に動けるようになっていったから。
合氣柔術という武術の稽古をベースに置いているというのもあって、摩訶不思議な技を身に付けるため、神通力のような特殊能力を身に付ける・・・肉体の技術を高めることを稽古の目的にしていると思われるかもしれませんが、私がやっていること、そして皆さんにお伝えしていることは自分の無駄なものを捨てること。
「身に付ける」のではなく、要らない考えや習慣、そこにまつわる氣エネルギーを捨てる、浄化するというもの。
日頃やってる基本技の型は氣エネルギーの澱み、詰りがたちどころに表面化されますので、その場で氣づいた箇所(意識や思考の在り方)を修正する。
はじめのうちは自分の詰りの原因が解りにくかったり、解ったとしてもそれが表面的なものであったりするので、私の方からアドバイスいたしますが、長く続けていくうちに自分の修正箇所がハッキリ観えてきたりしますのでね。
その繰り返しによって益々エネルギーの純度が高まり流れが良くなっていく。
エネルギー源が高まり流れが良くなってくると器であるカラダも元氣になっていきますし、純度が高まれば高まるほど軽く、早く、何より楽に動けるようになり、エネルギーの目線が開かれていく。
意識体優位のカラダ遣い(霊主体従)
氣づいたら技を掛ける際に相手が予想以上に激しく吹っ飛ぶ、思ってもいないような軽さで動くなんていうカラダの技術が身に付いてきていることも実感できるということです。
そしてこの自己浄化に大切なことは
自らが積極的にその浄化に取り組む姿勢と習慣づけですかね。他者に依存し続けても根本的な解決、氣エネルギーの向上には結びつかないと私は思いますので。
あくまで自己鍛錬の場、無限道場なのですから。