人生に「氣」を取り入れる
氣を高める、氣の流れを良くする。
一般的には心地よい自然のなかで深呼吸や瞑想をしたり、ゆったりとリラクゼーションなどなどがイメージされることと思います。それはそれで素晴らしいのですが、あくまでそれは個人レベルでやれること。
私たちの稽古は合氣柔術のカラダ作りがベースであり、その目的もまた少し違います。
それは「自他ともに心地よい」というのが基準。
技を受ける側、掛ける側双方にとって心地の良い状態を求めた稽古なのです。
個人レベルでリラックスした状態であっても、緩み過ぎた状態では技が掛かりません。
いくら個人が心地よくても体を押しつけたような技もまた心地よくはありません。
自分の中心に「氣」を据える
ということは常日頃から「崩れない姿勢」を意識し始めます。
また、氣は目には見えませんが自分のメンタルや思考がエネルギーの働きに大きく影響を及ぼすということを体感していきますので、日ごろから自分の思いや思考を見張るようにもなります。
そうやってだんだんとエネルギーの基準値が高まり、そして心身が整っていくのだと実感しています。
自分の中心に「氣」を据える
「こんなだらしない姿勢じゃ技が掛からないよな」とか
「こんなに氣持ちが乱れてたら相手に変なエネルギー伝わるなぁ」とか
氣づいた瞬間に己を整える
日頃から良い意味で自分を見張るような習慣づけが出来ていくんですよね。
そして道場は受けを取ってくれる稽古仲間が居ますからね。
受けの反応を観ることによって自分の状態を知ることが出来る場であるということです。