合氣、窮鼠猫を噛む
合氣の稽古
私たちは常日頃精妙な感覚を磨き、技術を高めるためのカラダ作りを行っていますが・・・
別にそれが『実戦』や相手に『勝つ』ことに繋がらなくても良いんですよねぇ。
武道・武術を志す目的は人それぞれだと思いますが、
私はそもそも相手をぶちのめすという強さ、そして
強さをひけらかすというのが大嫌いで合氣の道に縁があった訳ですからね。
「合氣は実戦で使えるのか?」とか
「合氣は強いの弱いの?」とか
「ガチで・・・」
このような内容のコメントをいただくことがありますが
正直どうでもいいというよりうんざりします。
自分自身の強さを求める上でわざわざそこに
赤の他人を巻き込んでまで優劣を競う必要はない訳ですからね。
自分の内面や感覚を磨き、技術を高める努力をすればよい訳です。
では何のための武術なのか?
虎になる必要はない
それよりも
いざという時に
猫を噛める鼠の度胸を身に付けること
私にはこういう風なのが性に合ってる。