面白きこともなき世を面白く

面白きこともなき世を面白く

有名な高杉晋作の辞世の句ですよね。

今まで何度も事あるごとに目にして、耳にしてきた言葉なのですが、この歳になってようやく沁みてきたと感じ入る今日この頃でございます。(私の人生のテーマであるように感じます)

私がお伝えしたいのは

日々の稽古もこれと同じことであり、同じことの繰り返しであれば面白くない。

それを視点を変え、その場の空氣感や音をいかに聞こうとするかによって”観えかた”や”感じ方”といった感覚が変化してくるんですよね。

同じ動作であっても肉体動作として見るか、氣エネルギーの目線で観るかによっては面白さが全く違うということをお伝えしたい訳です。

なんでしょう

私が稽古でやってることは、私自身がとても面白いと思った映画やドラマのあらすじをお伝えしているようなもの。ただしそこには「今自分がはめている色眼鏡や耳栓を外す必要があるよ」ということなんですよ。

素直な人はさっさと外して「観よう」とするけど、頑固な人は自分の持ち物にプライドを持っているのか、なかなか外そうとしない。

まあ私自身が世の中フツーに生きても面白くないという

色眼鏡(フィルター)を掛けているのかもしれませんがね。

だとしたら皆様大変申し訳ございません。(笑)