対極からのコミュニケーション
先日、大東流合気柔術や合気道等、武術の理合を「物理学的」に解明しようとしている方とお会いし、長い時間話しこんでしまった。
武術の稽古を「感覚的」に捉え、自分の物として一歩ずつ進んで来た私にとって、身体の動きを理屈でどうこう説明する事は最も不得手な分野。
お会いして会話を始めたばかりの頃は「なんかとても頭でっかちな人だなあ・・・」と失礼ながら感じていましたが、よくよく話しを聞いて対話してみると、「お互い登山口が違うだけで結局は同じ山の頂上を目指しているのでは」と思えました。
相手に何かを伝えようとするコミュニケーションツールが違うだけなんですよね。
この対話を通して私が「物理学的」に武術の理を捉えるように変わったりする事はありえませんが、将来的にきっとこの「経験」が何かの役に立つことになるのでしょう。
対極からの切り口
良い経験であり、よい出会いができました。
大東流合気柔術 無限道場