セラピスト?としての一面
-セラピストとは、専門的な知識や技術に基づいて心身を癒したり、治療する人のことを指します。-とありますが・・・。
私がやってる氣の武術の稽古って、表面的な肉体感覚だけで成り立つといったものではないんですね。
より上達するには、更に深い段階へ進みたければ潜在的な自己と向き合い、流れを妨げている思い込みや癖習慣を取り除いていく作業が必要になってくるのです。
それが人によっては苦痛と感じられたり、その場から逃げ出す人も当然おられます。
ただ、そこを乗り越えた人にとっては
「不安から解消された」
などの喜びの声、そして実際に氣の感覚が爆上がりといった感じです。
またそうでなくても
技を受けた瞬間に
「心地が良い」
「稽古に来る前と帰りとではカラダの軽さが違う」
といったご意見もいただいておりますし、最近の稽古は参加メンバーによっては
「セラピストとしての感覚向上」といった稽古内容も行ってますのでね。
道場が普通のマンションの一室であること、ドタバタできないことで感覚を磨く稽古に特化せざるを得なくなったこと、入門者があまり武道・武術に興味がないという方が増えたこと・・・
全ては導かれているという風にしか思えません。
武術や合氣といった「枠」を超えた氣の世界を表現したい、伝道する者でありたいとの思いから再出発したことによって氣づかされたことの一つですね。