受けを取る＝受け取る
上達の秘訣は？と聞かれれば、私は『受け』をしっかり取れるようになってくださいと答えます。
※無限道場での求める『受け』については関連記事をご参照ください。
——— 関連記事 ————————-
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上記の投稿ではしっかりと相手を見極める感覚を養うことや、相手が指導者や先輩であっても顔色をうかがって『接待合氣』とならないようにすることの大事さについて書いたものですが、
今日は単純に
『受けを取る＝受け取る』について
道場に『在るもの』、そこで『大事にしているもの』を素直に受け取っていますか？
ということです。
これは私の感覚なのですが、基本稽古の最中に私から何かがスーッと流れていく（伝わる）人と、まるで何かに遮られているように流れていかない（伝わらない）人とがおられるように感じます。
基本稽古中、私が手本で使った”もの”をそのまま素直に受け取り、そのまま使っているようにも思える人は自分の我が無いので覚えも早い。
しかし後者の場合は「自分はどうするか」を念頭に置いた行動のようであり、そういう人は自我を手放せない分、上手く受け取ることができていないようにも思えます。
素直に受け取れる人は一見自分が無い分、無個性のようでもありますが上達するにつれその存在がハッキリと示されていくのに対し、自己主張の強い人、素直に受け取れない人は上達も遅く、ただ『あくの強い人』と見なされているだけのように思います。
そこで大事なものを素直に受け取る
何より重要であると私は思います。
大東流合気柔術 無限道場
道場長 竹内 研二
