”結果が全て”というフレーズが苦手

結果が全て

どうも私はこのフレーズが苦手です。

結果という”形を残す”ことを最優先にして、その過程はどんな内容でも構わないというふうにも捉えられるからです。

私たちの稽古に置き換えれば、

「相手に技がかかるのならどんな過程でもよい」

といったところでしょうか。

私はこういう考え方では稽古をしておりません。

というよりも一瞬、一瞬といった、細部の結果を求めているのかもしれません。

”技”として一括りにしてある基本動作は、”過程”として捉えられる一瞬一瞬の結果の積み重ねです。

その”一瞬の結果”を蔑ろにした”技”という結果は

クオリティーの低さが目立ち、何の魅力も感じません。

「神は細部に宿る」

目の前の一瞬一瞬に丁寧な対応をしていかなければ、

良い結果が生まれないのではないか・・・？

と私は思うのです。

過程を大事にするヤツは仕事が遅くてどんくさい

そう見られるかもしれませんがね。

大東流合気柔術 無限道場

道場長　竹内 研二