合氣の戒め
剣道には四戒(しかい)という戒めがあるらしいですね。
心の邪念として戒めている、驚く、恐れる、疑う、惑うの四つ。
ここでこのことについては深く触れませんが、我々のように合氣の道を歩む者にとっての戒めとは何かを私なりに考えてみました。
あまり力を使った感覚もないのに、相手が勝手に崩れていくような現象が起こる。こちらが意図しないように相手が吹き飛ぶ・・・。
氣の練磨、合氣の練磨を続けていくうちに、身体つきや力の使い方が全く変わってしまうので、実際このような現象が起こってきます。
もちろんそれは日々の練磨の証しとして非常に喜ばしいものではありますが、その反面、あまりそのような現象ばかりを求めるようになると、稽古の本質からは逸れ、「どうだ俺は凄いだろう」・・・?なんて天狗が出来上がってしまいかねません。
確かに凄い技は使えるのかもしれません、しかしそうなってくるとホント、人の在り方としてはダメだと思いますね。
少なくともうちの道場ではそういう人が育って欲しくはありません。
という意味でまずは
不思議な技(結果)を追うな
ということでしょうかね。
この話はねぇ言いたいことが山ほどあって
ついつい長くなりそうなので、いずれまた!!
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