違いを見極める
全くの武道未経験者の方に技の手解きをする際のこと。
「良いのはこうで、良くない動きはこうです。」と実際に受けてもらっても、両者の違いだけでなく、その良し悪しさえ解らないという場合があります。
それが稽古を積んでいくうちに明確な違いを感じとれるようになってくる。
この”違いを見極める目や感覚の養成”が上達を左右するのだと、私は感じております。
そして何を基準にして違いを見極めるかも重要ですよね。
幸いにして我々には”理合に沿った基本”という不変の軸がありますので、常にぶれずにそこに基準を置いて、違いを見極めていくことだと私は考えます。
大東流合気柔術 無限道場
道場長 竹内 研二