「合気の稽古はまるで”リハビリ”してるみたいです。」
昨晩の稽古である道場生の方がこういう内容のことを言われた。
「合気の稽古はまるで”リハビリ”してるみたいです。」
「今迄の人生で使ってこなかった身体の感覚を使おうとしているので、体力的にというより精神的にキツイです。」
またある二十代の男性は珍しく稽古中にへたれこんでしまった。
聞くと自分の”限界を超えた”らしいのです。(笑)
改めて言っときますが、
「合気の稽古は体力的には決してハードではないんですよ。」
老若男女、体格の大小を問わない稽古内容なので・・・
しかし、お二人の言われることはわかります。私達が稽古で求めるものは”合気に出会いさえしなければ”おそらく一生気に留めさえしないような身体の使い方、感覚かもしれません。過去の人生で経験のない新たな身体感覚を身体に覚え込ませるのですから”キツイ”と感じるのも無理ありません。
でも、不思議なもので日々の稽古を続けていくうちに自然とそのキツさも解消されて、筋力重視のトレーニングでは得られない「新たな充実感」を確実に得る事が出来るようになるんです。
数年後を楽しみに!!
大東流合気柔術 無限道場
道場長 竹内 研二