氣は肉よりも軽い

私たちはこのことを大前提にして稽古を行っております。
そして軽いだけではなく心地よさを求めた合氣の探求を行っております。
私たちの目指すものはbですのでこれは後回しにするとして
a: 身体ではなく精神的ダメージを与える行為
相手に対して身体的な外傷を与えるのではなく、邪念やネガティブな感情などのエネルギーを向ける行為。これは無意識にやってしまってる場合もあるかもしれませんが、結果的に相手も自分もやられてしまいます。
c: 身体的ダメージを求めたもの
武道、武術、格闘技などにおいて殺傷能力を高めることや大きなダメージを与えることを目的にしたもの。
d: 身体的なダメージは少ない。これは脱力など肉体を柔らかく使うことで柔らかく相手を制することを目的としたもの。あくまで肉体の柔らかさを求めたもの。
そして私たちの求める
b: 自分も相手も心地良いというもの。肉体よりも氣の働きを主体にしており、軽さ、柔らかさ、心地よさを求めたもの。
これはいざという時に備えた護身というより、その逆の考えとも言えますが、常に高い波動の氣にフォーカスすることで危険そのものを寄せ付けないほど自分の氣を高めてしまおうというもの。
「これはもはや武術ではない」、とか「あくまで理想論だ」などのご意見もあるでしょうがね。
こういうことがやりたいんだから仕方がない。