「神前」とは何の神様に礼?
昨晩から入門された方に、
道場での「礼」について指導している時の事。
二回の礼、一回目は神前に礼、
二回目は先生(代々の先生方)に対しての礼・・・
と今まで通り何気なく説明していると、
「神前とは何の神様に礼をするのですか?」と質問を受けた。
うーん確かに
今までは前の道場からの流れで武甕槌命(たけみかづちのみこと)
に礼と言ってきたのだが・・・
公共の場を借りて稽古している我々にとって、
正面に神棚を飾っている訳でもなく、
ましてや私自身、特に何かの宗教を信仰している訳でもないし、
あったとしても自分の宗教観を押し付ける気もない。
こうやって改めて考えてみると、
我が道場の「神前に対する礼」とは
各人それぞれの信仰に任せて良いのではないかなと思う。
稽古中の無事や上達、それぞれの思いを祈るということで・・・
※私の場合は「宇宙の創造主」に対して一礼しております。
大東流合気柔術 無限道場