木を見て森を見ず/肉体を見て氣を観ず

木を見て森を見ず

(事物の末梢的部分にこだわりすぎて,本質や全体をとらえられないことのたとえ。)

ということわざがありますが、我々の合気稽古に例えて表すならば、

肉体を見て氣を観ず

といったところではないでしょうか。

人をはじめ、生命の全ては肉体的(物質的)な動きだけではありません。

相手の肉体的な動きを見ることはもちろんとても大切ですが、そればかりに囚われていると、直観的な感覚である洞察力も高まらないと私は思います。

ちょっと話がずれますが、ここで観察力と洞察力について調べてみましたら、こういう記述がありました。

観察力⇒物事のありようを深く考えて理解する能力

洞察力⇒物事のありようを直観的に見抜く能力

うーん、稽古中はやはり相手に観察力を向けてはいけませんね。深く考えている間にやられてしまいます。(笑)

もっと洞察力を高めねば。

大東流合気柔術 無限道場

道場長 竹内 研二

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