笹葉の理合い
♪笹の葉さらさら~
特に狙っていた訳でもないのですが、本日は丁度七夕ということもあり、前回の投稿で紹介した「手鏡」という技の笹葉の理合いについて書こうと思います。
ある合気修行者が雪の日に、
笹葉の上に降り積もる雪の重さで自然に葉が返り、雪が真下に落ちていくさまにヒントを得たことからこの技の理合いが生まれたと聞いております。
相手の小手を捻らず、相手を傷めることなく自然に落とす。
自然な動作って容易ではありません。しかし、上手く体現できた時は本当に力を使っている充実感がなく受けを取る相手も全く痛みがありません。
ある合気修行者がいったい誰でどの時代の人なのかは知りませんが、何気ない日常の自然からヒントを得るって凄いと思います。しかも相手を傷めない理合いなので尚更です。
合気の先人達に感謝!!
大東流合気柔術 無限道場
道場長 竹内 研二