技が上手く掛ったのに『手応え』が無い
『技が上手く掛っているのに身体の実感が無い!!』
『自分で意識的に実感できるようになるには?』
合気稽古で皆さん一様に『手応え』を求めてからなのか
そう言われる方が多いのですが、
実際にはいわゆる一般的な力を使った時の手応えと
合気技が上手く掛った時の手応えは全く別物。
そこで私はこう例えてみます。
いわゆる一般的な力を使った時に得られる身体の充実感を
『濃い味付け』の料理に例えるなら
力を必要としない合気の技は
『超薄味』の味付け料理のようなもの
濃口に慣れた人が
いきなり超薄口の料理を食べて
『何も味がしない』
と感じるのは不思議ではありません。
合気の稽古で実感、手応えを得たい
そう思う方は
『超薄味』にまずは慣れようとすること
慣れてみてふと思うはずです。
一見何も味がしないようにも思える感覚が
実際には力の充実感とは全く違う
別の充実感が在るということを・・・
個人差がありますが
そう感じるまでには
かなりの修練が必要な場合もあると思いますが。
大東流合気柔術 無限道場