ドラえもんの手足から・・・

昨日「まだまだ身体のほんの一部しか使っていない」という記事を投稿していたら、早速稽古でそういう内容の話になりまして。

手足にはそれぞれに指があり、もっと細かく言えば関節まであるのに、合気の稽古を始めて指先を意識的に使うようになるまでは、まるで”ドラえもん”の手足のような使い方をしていたというのです。

足の感覚はただの一点であり、自分の足が着いている床の素材さえカーペットなのか何なのか注意を向けずにいたというような内容。

何となく想像できます。

何気なく日常生活していく上では指の動きや在り方などに意識を向けることも少ないでしょうし、普通に足を使って歩けるし、手を使って食事もできる。

テキトーにしていても生きていけるので何も困ることはないのですよね。

しかし、その方曰く

今迄の身体の使い方では出来なかったことが、今は出来るようになったとか、とにかく疲れにくくなったとか・・・

意識的に身体を隅々まで使う稽古を通じて確実に変化が表れているのです。

こういった身体の変化を楽しむ事ができるのも

身体を活かす合気の魅力の一つであります。

大東流合気柔術 無限道場

道場長 竹内 研二

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